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ストレス無しで「効果大」の節約法

             ストレス無しで「効果大」の節約法

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一番効果の高い節約法ってご存知ですか? 実は“家計簿”なんです。それを知らずに、ネットショッピングで100円、200円安い商品を探しまわったり、外出先でお茶を飲まずにがんばって節約していたりしていても、大きなお金はなかなか貯まりません。

なぜ、家計簿が一番効果の高い節約法かというと、無駄なところが客観的に一目瞭然になるから。家計簿をちょっとつけてみることで、月1万円、2万円などをそれほどストレスなく減らすことができるようになるんですよ!

でも、そもそも「家計簿なんて面倒!」と思う方が大半ですよね。そこで、貯まる人・貯まらない人にのべ450人以上取材してきた筆者が、ストレスフリーで効果の出やすい家計簿を3ステップで紹介します!

 

■1:どんな形でもいいので2週間の出費をつける

家計簿というと収支に注目しがちですが、ここでは収入は無視して、まずは“出費”だけでOK。

出費をつける理想的な期間はまず1カ月ですが、面倒な方は2週間の出費をつけてみましょう。

“ペットボトルお茶 150円”、“○○レストランでランチ 1,000円”などと出費をそのまま書くだけでOK。ツールはどんなものでも構いません。帰宅してノートにメモしても、エクセルで書いても、外出先で買い物をするたびに手帳に書いても、ケータイのメモ帳に書いても、スマホの無料家計簿アプリでも。あなたが忙しい方であれば、市販の家計簿は項目分けが面倒なので、やめておくのが正解。

ここでは、飲食代、交際費などと項目を分ける必要はありません。また、家計簿をつけているからといって節約する必要はなし。いつものあなたのままでOKです。

カード払いやネットショッピングの場合は、銀行の引き落とし日ではなく、“買うという行動をした日”に家計簿をつけましょう。

 

■2:2週間(または1ヵ月)つけ終わったらアリ・ナシをチェック

家計簿を2週間(または1ヵ月)つけ終わったら、それぞれの項目について、アリ(必要だった、買って満足している、正解だったというプラスイメージ)なものは○印、ナシ(実は不要だった、意外と使えないものだった、買わなくても大丈夫だった、というマイナスイメージ)なものは×印をつけてみてください。○と×の中間であれば“?”をつけておきましょう。

意外と×印が多いことに気づくのではないでしょうか。「セールで買った7,800円のカットソー、衝動買いで実はいらなかったなあ」って。そう振り返ることで、次に買い物をするときに、必要なものだけ考えられる思考回路になっていきます。

 

■3:出費を項目に分けて1ヵ月ごとの固定出費もチェック

最後に、出費を項目別に分けて合計してみましょう。項目分けは自分の好きなもので構いません。一般的には、食費、外食費(特別な食事)、洋服・メイク などのキレイ費、生活用品、その他(冠婚葬祭など)、(子どもがいる方は)子ども費くらいでOK。お酒をよく飲む方は“お酒代”、趣味にお金をかけている方は“○○の趣味代”と項目だててもOKです。2週間だけつけた方は、1ヵ月の金額として、それぞれ2倍します。

さらに、1ヵ月ごとの固定出費である、家賃やローン、駐車場代、ケータイ代、電気代、ガス代、水道代(2ヵ月ごとの支払いなら2分の1にする)、習い事代などを書きだしましょう。

これらをまとめて見渡してみると、「あれ? 外食費がやたら多い」「メイク用品、買いすぎでは?」「習い事、よくサボっているから、こんなにお金かける意味ないかも」などと項目別に多い、少ないが客観的に判断できます。

×印のところと、最後の項目別の金額から、削れそうなところが見えてきたら、次の2週間(1ヵ月つけた人は、次の1ヵ月間)は、そこを意識して節約しながら、家計簿をつけてみましょう。前回に比べて、出費がぐっと減るはずです。

その出費を減らす感覚が分かって、今後実行できそうであれば、忙しい方は家計簿をつけなくてもOKだと筆者は思っています。

 

家計簿は、いわば“客観的な分析ツール”です。節約効果の大きさに驚くはず。まずは、試してみてくださいね